設計事務所は未経験でも働けるの?

コラム

結論からお伝えすると・・・

未経験の方でも、『 設計事務所で働くことは可能 』です。

ここではその方法や、未経験者が設計事務所以外で設計に携わる方法をご紹介します。

未経験者が設計事務所で働く方法

それは・・・

1.まずはアルバイトとして働き、正社員になっていく

2.ダメ元で、手当たり次第当たってみる

一つ目は、『 アルバイトとしてまずは働き、正社員になっていく 』という方法です。

「人手が足りない」という設計事務所は多く存在する上に、新人の方が初めに任される業務は建築についての詳しい知識がなくてもできる作業が多いです。

新人の方が任される主な業務には、模型の製作CGパースの製作資料集めなどがあります。

小規模な設計事務所では、これらの作業以外にも、打ち合わせに同席したり、図面の修正作業を手伝ったりと、早い段階で多くの経験をさせてもらえることも少なくありません

二つ目は、『 ダメ元で、手当たり次第当たってみる 』という方法です。

これは勇気が要る方法かもしれませんが、先ほど述べた通り人手が足りていない設計事務所は多くあるため、話を聞いてくれる可能性は十分にあると思います。

いずれの方法にしても、熱量がとても大切になります。

設計事務所でなくても設計に関わることはできる

「設計事務所にこだわらず、とにかく設計の仕事がしたい」という方もいると思います。

そんな方へおすすめの方法は・・・

1.住宅メーカーの営業として働く

2.リフォーム会社の営業兼設計として働く

一つ目は、『住宅メーカーの営業として働く』という方法です。

住宅メーカーの営業は、設計士への設計依頼や、プランの調整など、設計に関わる業務も多くあります

営業職は未経験でも転職しやすく、頑張りによって給与を上げることも可能です。

入社後、営業として働きつつ建築士資格を取得するのもいいと思います。

二つ目は、『リフォーム会社の営業兼設計として働く』と言う方法です。

小規模のリフォーム会社などでは、営業・設計・現場管理など、全ての業務を一人に任せてもらえる会社も少なくありません。

まずは営業や現場管理を担当させてもらい、設計を任せてもらえるよう努力する価値はあると思います。

もう一度お伝えしますが、未経験の世界に飛び込むのですから、人一倍の熱量が大切です。

事前にアピールできるポイントを作っておきましょう!

アピールポイントを準備しておく

設計事務所へ向けてアピールできるポイントとしては・・・

1.事前にCADソフトや、パース作成ソフトの無料版をインストールして練習する

2.一級建築士やインテリアコーディネーターなどの資格取得へ向けての勉強を始める

図面を描くためのソフトであるCADソフトや、パース作成ソフトを事前に使えるようにしておきましょう。

多くのCADソフトは、1ヶ月もあれば使えるようになります

お試しでインストールできるものや、無料で出ているソフトを使って練習をしておいて損はありません

私自身、転職が決まった際には、その会社が使用しているCADソフトなどを事前に使えるようにしておくと言うことをしていました。

無料ソフトをインストールする

これまでに使ってみて良かった無料ソフトがこちらです。

Jw-cad

2D図面を作成するソフトです。

無料CADソフトの中で最もポピュラーだと思います。

日本語マニュアル付なのも安心なポイント。

対応OS:Windows、Mac

SketchUp(スケッチアップ)

CGパースを作成するソフトです。

無料版は使える機能が限られますが、練習用であれば十分です。

無料ソフトのガイドブック

ソフトの使い方はネット上に溢れていますが、私個人としては本を読みながら練習するとより分かりやすいと思います。

タイトルできるJw_cad 8 パーフェクトブック
価格¥2,750(税込)
おすすめポイントアプリのインストール方法から丁寧に解説してくれます。
操作手順を実際の画面で確認できる、YouTube動画解説も掲載されています。
練習用ファイルが付いているのも嬉しいポイントです。
タイトル SketchUpパーフェクト 
価格¥3,300(税込)
おすすめポイント無料の「SketchUp Free」に対応
基礎的な使用方法はもちろんのこと、高機能版である有償の「SketchUp Pro 2019」にも対応しています。

資格勉強を始めてみる

設計事務所で働くときにあると良い資格には、一級建築士・二級建築士・インテリアコーディネーターなどがあります。

資格がなくても働くことはできますが、あって困るということはありません。

勉強中ということで、多少なりとも面接時などのアピールにもなります。

「建築に興味があり、そのための努力は惜しみません」というアピールは積極的にしていきましょう。

まとめ

新たなことを始めるときは、誰しも緊張したり勇気が出なかったりするものですよね。

ですが、『 やらぬ後悔よりやる後悔 』です。

挑戦を応援しています。

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