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建築士が宅建に受かった方法 | 難易度とダブルライセンスのメリット | アーキテクチャージョブ

建築士が宅建に受かった方法 | 難易度とダブルライセンスのメリット

コラム

宅建の難易度は、正直なところ簡単でした。

本当かな?

受かったからそう言ってるだけでしょ?

あくまで建築士に比べると!だからね。

基本的な建築の知識を持っている人にとっては、すんなり入ってくる内容だよ。

建築士の試験内容と被っている範囲も多いため、建築士の方はとても有利だと思います。

また、法律やお金の知識も学べるため面白かったです。

楽しみながら学ぶというのも、とても大切。

建築士と宅建士の合格率は?

合格率はというと、令和4年度は宅建士17%二級建築士23%、一級建築士12%

よく「宅建士と二級建築士はどちらが難しいか?」という議論を目にするので、この合格率だけを見ると「宅建士の方が難しそう」と感じるかもしれません。

しかし、二級建築士は建築学科の卒業者などが受験しているため、スタートラインが違います。

実際に受けてみた身としても、宅建士の方が簡単に感じました。

程よく勉強しておけば受かるってこと??

それにしては合格率低いよね。

そんなことはないよ。

しっかり準備をしておかないと、あと1点ってところで落ちたりもするから気をつけてね。

合格率が低い理由は、記念受験だったり会社に言われてとりあえず受けてるという方も多いからだと思うな。実際に受験会場には空席がポツポツとあったよ。

使った教材はこちら

引用元:フォーサイト

書店で参考書を購入して独学で勉強する方法も考えましたが、やはり「最短距離で合格したい」と考え、フォーサイトの宅建通信講座を選びました。

種類はバリューセット1・2・3がありますが、私はバリューセット3を選択。

引用元:フォーサイト

フォーサイトの宅建通信講座は、web上でeラーニングシステムにログインをして学習します。

テキストや過去問題集などは自宅へ送られて来ますが、eラーニングシステムの中でもテキストなどを閲覧することができるため、ipadやPCでの学習もはかどります。

eラーニングシステムの機能は、講義動画の視聴や過去問演習など充実した内容です。

引用元:フォーサイト

特に「過去問一問一答演習」が使いやすく優秀でした。

「過去問一問一答演習」は、バリューセット3のみの機能なので、お申込みの際はお気をつけ下さい。

他にも便利な機能として、学習スケジュールを管理してくれるという機能があります。

試験日までを逆算してその日にやるべき学習内容を表示してくれます。

勉強に本腰を入れ始めたのは試験3ヶ月前

試験日6ヶ月前

通信講座セットが届いてすぐに、講義動画を視聴してテキストを読むというのを一周しました。どんな試験でもそうですが、全体のボリューム感を把握しておくことはとても重要です。

試験日5~4ヶ月前

学習に本腰が入らず一旦学習は休憩…。

えっ・・・

試験日3~2ヶ月前

やっとやる気が出てきたので、学習を再開。

過去問題集を解いてはテキストを確認するということをひたすら繰り返しました。

学習時間は平日約2~3時間、土日どちらかは5~6時間学習していたと思います。

電車移動中などの隙間時間には、eラーニングシステムの過去問一問一答演習などを行いました。

試験日1ヶ月前

テキストや過去問題集を使用する学習は終わりにして、eラーニングシステム内で間違えた問題をひたすら繰り返す作業に移りました。

バリューセット2・3に付属されている「直前対策講座」も一通り解いて間違えた問いを確認。

試験日同様に一問を解くのにかかる時間を意識しましょう。

スピード感を意識することで、試験日当日に余裕を持って解くことが出来ます。

試験日前日(土曜日)

「前日に抗っても無駄」とは思わずに、前日までしっかり確認作業をしましょう。

宅建の出題範囲であれば、前日に詰め込む行為も無駄ではありません。

「もう十分やった!完璧!」という方は翌日に備えゆっくり過ごしましょう。

試験日当日(日曜日)

毎年の試験日時は日曜日の13:00~15:00です。

開始時間が遅めなので、朝は早めに起床し午前中に最後の確認を。

リラックスして受験しましょう。

41点で余裕の合格

試験後はフォーサイトの自己採点機能で採点しました。

結果は、50点満点中41点の高得点。

私が受けた年は35点が合格ラインでした。

とにかく過去問

試験内容のほとんどは過去問と同様、または応用したものです。

とにかく過去問を問いて誤りを潰していくということを繰り返しましょう。

答えを覚えるだけではなく、回答について簡単に説明できるように癖をつけることが大切です。

これを繰り返すことで、問いと問いが結びつくようになってきます。

こうなればこっちのものです。

建築士と宅建、ダブルライセンスのメリットは?

これからの時代、建築士も不動産の知識が必要だと思っています。

実務の中では交わることの少ない建築士と宅建士ですが、宅建士の知識を併せ持っていれば、法律や税金のことも含めてお客さんとコミュニケーションを取ることができます。

また、ダブルライセンスは転職活動においても優位に働きます。

将来的に不動産事業や建設事業がなくなるということはないため、今後も人材が必要となる業界です。

まとめ

宅建士は法律系資格の登竜門とも言われています。

法律の基本や税金のこと、建築に関することなど、生きる上で知っておくと役に立つ知識が多く含まれています。

建築士の方はぜひ挑戦してみてください。

2024年度の試験概要は以下の通りです。(※受験を予定している方は必ず不動産適正取引推進機構HPをご確認ください。)

 試験日  2024年10月20日(日)13:00〜15:00(予定)
 受験申込み受付期間  インターネット:2024年7月1日(月)9:30〜7月31日(水)21:59(予定)
 郵送:2024年7月1日(月)〜7月31日(水)(予定)
 合格発表 2024年11月26日(火)(予定)
 試験案内配布期間 2024年7月1日(月)〜7月31日(水)(予定)
 受験手数料 8,200円(受験手数料は消費税及び地方消費税非課税)
 受験申込み インターネット及び郵便
 出題式
 形式
 出題事項
 ・50問(マークシート方式)
 ・4肢択一(個数・組み合わせ問題あり)
 ・宅建業法、民法、都市計画法等、税など
  (宅地建物取引業法施行規制第8条)
 試験時間 120分(途中退場不可)
 免除問題 あり(登録講習の受講により5問免除)
 受験資格 なし(ただし登録要件あり)
 登録要件 宅地建物取引業法第18条参照
 試験実施団体 一般財団法人不動産適正取引推進機構
 試験会場 全国47都道府県
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