【 この記事でわかること 】
◾️ フローリングの種類
◾️ フローリングに使われている木材の種類
◾️ フローリングの納まり
◾️ フローリングの貼り方の種類
◾️ フローリングのメンテナンス方法
◾️ フローリングを選ぶならこのメーカーがおすすめ
「フローリングの基本」をすべて詰め込みました!
フローリングの種類
フローリングのタイプには、大きく分けると「単層フローリング」と「複合フローリング 」の2種類があります。そして、複合フローリングはさらに3種類に分けられます。
フローリングの種類 | タイプ |
---|---|
無垢フローリング | 単層フローリング |
挽板フローリング | 複合フローリング |
突板フローリング | 複合フローリング |
シートフローリング | 複合フローリング |
無垢フローリング(単層フローリング)
【無垢フローリングとは】
表面から内部まで全て天然無垢の木材100%でできている床材のことです。単層フローリングとも呼ばれています。無垢材の自然な表情や優しいぬくもりが魅力で、経年変化を楽しむことができます。
サイズ | 長さ:1820mm 幅:90mm、120mm 厚み:12〜15mm |
耐用年数 | 約30年 |
価格 | 4,000円~12,000円 |
【メリット】
見た目に高級感があり、耐久性が高く経年変化による味わいを楽しむことができます。また、天然木そのものの調湿機能が活かされ、湿気を吸収・放出してくれます。
【デメリット】
天然木のため、湿気による収縮・反り・割れが出やすいという面もあります。また、見た目に高級感がある一方で、価格が高いなどのデメリットがあります。
水や傷に弱いので、経年変化を楽しむ気持ちの余裕も必要かもしれません。
デメリットもいくつかありますが、素足で歩く無垢フローリングは最強ですよね・・・
挽板フローリング(複合フローリング)
【挽板フローリングとは】
合板の上に、2~4mm程度の無垢材を接着した複合フローリングです。見た目は無垢フローリングですが、内側を合板にしているため、無垢フローリングに比べ安価で手に入ることが魅力です。
サイズ | 長さ:1820mm 幅:150〜190mm 厚み:12〜15mm |
耐用年数 | 約10〜20年 |
価格 | 6,000円~13,000円 |
【メリット】
傷や汚れに強いものや、滑りにくいもの、防音性の高いものなど、さまざまな機能を持つ製品が多く出ています。無垢フローリングとは異なり大量生産しやすいため、安価なのも魅力です。
【デメリット】
質感は無垢フローリングに比べやはり劣ってしまいます。塗装が剥がれてくると劣化が進みやすくなり、耐用年数は短いです。製作の段階で接着剤を使用しているため、製品によってはシックハウス症候群の原因となることもあります。
突板フローリング(複合フローリング )
【突板フローリングとは】
薄くスライスした天然木を、合板などの基材に貼ったものです。見た目は無垢フローリングと変わりませんが、踏み心地は無垢フローリングに比べると若干硬めです。天然木の風合いを残しながら安価で手に入ることが魅力です。
サイズ | 長さ:1820mm 幅:303mm 厚み:12mm |
耐用年数 | 約10〜20年 |
価格 | 3,000円~6,000円 |
【メリット】
傷や汚れに強いものや、滑りにくいもの、防音性の高いものなど、さまざまな機能を持つ製品が多く出ています。無垢フローリングとは異なり大量生産しやすいため、安価なのも魅力です。
【デメリット】
質感は無垢フローリングに比べやはり劣ってしまいます。塗装が剥がれてくると劣化が進みやすくなり、耐用年数は短いです。製作の段階で接着剤を使用しているため、製品によってはシックハウス症候群の原因となることもあります。
シートフローリング(複合フローリング )
【シートフローリングとは】
木目をプリントした樹脂を、合板などの基材に貼ったものです。天然木の風合いは楽しめませんが、手入れが楽なことと安価で手に入ることが魅力です。
サイズ | 長さ:1820mm 幅:303mm 厚み:12mm |
耐用年数 | 約10〜20年 |
価格 | 3,000円~5,000円 |
溝が一本のものと二本のものがあります。
【メリット】
全て人工素材でできているため、手入れが簡単で経年変化しにくいというメリットがあります。また、天然木を使用していないため、かなり安価で手に入ります。
【デメリット】
他のフローリングに比べ質感は劣ります。人工素材のため水や日差しに強いですが、まったく経年変化しないというわけではありません。無垢フローリングなどと異なり、シートフローリングの経年変化は”味”にはならないため、補修ではなく張替えが必要になります。
フローリングの他にも・・・
木目調の床材はフローリングだけではありません。
木目調の床材には、3種類のフローリング材の他に、塩化ビニルを使用した「クッションフロア」や「フロアタイル」などがあります。
一見フローリング材に見えますが、”フローリング”とは呼びません。
フローリングに使われる木材種類
代表的なものをいくつかご紹介します。黄色で囲まれているものを詳しく解説しています。
オーク材(ナラ)
オーク材は落ち着きのある薄いブラウン色が美しく、インテリアに合わせやすいため、人気のある材木のひとつです。オーク材は、北半球に広く自生している広葉樹です。フローリングなどの内装材の他にも、家具や楽器など幅広く使用されています。
オーク材の魅力
高い耐久性と寸法安定性から、幅広い分野で使用されている
オーク材は、耐久性や寸法安定性が高いことから、フローリングなどの内装材だけでなく、家具や楽器、ウイスキー樽にも使用されています。ヨーロッパの伝統的な高級家具の多くにはオーク材が使用されています。オーク材は未乾燥の段階では耐久性や寸法安定性が低く、乾燥した状態でこそ高い耐久性や寸法安定性を発揮します。
落ち着きのある薄いブラウン色が美しい
飽きがこない美しい色味と、特徴のある木目の表情を楽しむことができます。内装やインテリアを邪魔しない合わせやすさも魅力です。
オークの種類
モンゴリアンオーク
中国ロシアの国境沿いの寒冷地に多く自生し、古くからフローリング材として利用されてきました。緻密な木目が美しく、日本のフローリング材に多く使用されています。
ミズナラ、コナラ
主に北海道に自生し、小径の木で、節を含むものが多いです。家具などによく利用されていますが、最近では国産オーク材として床材にも利用されています。
ホワイトオーク、レッドオーク
北米に自生し、大きな木目が特徴です。特にレッドオークは、高級家具材として古くから利用されています。
ヨーロピアンオーク
欧州の寒冷地に自生し、中経~大径の木で、大きな木目が特徴です。家具材や幅広のフローリングとして利用されています。
チーク材
チーク材は、インドネシアやインドやタイを中心とする植林材と、ミャンマーを中心とした天然木に分かれます。耐久性と加工性に優れており、天然木は伐採規制があるため、希少価値があり高級木材として扱われています。
チーク材の魅力
高い加工性と耐久性を持ち、害虫や水に強い
チーク材は、高い加工性と耐久性を持つことで知られています。加工後の収縮率や膨張率が低いため、木材の中でも常に価値の高い木材とされています。また、油分を多く含んでいるため害虫や水などに強く、船舶のデッキなどにも使用されています。
チーク材特有の色味となめらかな肌触り
チーク材は油分を多く含むため、肌触りがとてもなめらかです。高級感のある色味も美しく、塗料などでは出せない天然木ならではの色味が世界中で評価されています。
使うほどに艶のある飴色へ変化していく
油分を多く含むチーク材は、使うほどに深い艶のある飴色へ変化していきます。経年変化を楽しむことができるということもチーク材の魅力と言えます。
チーク材の種類
チーク材は産地により色味が異なります。いずれも高級木材として扱われていますが、天然木は希少価値が高く年々減っているようです。
黄色系
インドネシアやインドやタイを中心とする植林材は、黄色~茶色系の色味が特徴です。
茶褐色系
ミャンマーを中心とした天然木は、濃いめの茶褐色が特徴です。
ウォールナット材
クルミ科に属するウォールナット材は、北米広葉樹を代表する木材で、「チーク」や「マホガニー」と並び世界三大銘木として扱われています。正式名称はアメリカンブラックウォールナットで、他にはない茶色~深い黒褐色を持ち、希少価値が高い木材として評価されています。意匠性が高いことから、スマートフォンカバーにプリントされている木目は、ウォールナット柄であることが多いです。
ウォールナット材の魅力
代えが効かない色味と美しい木目が魅力
ウォールナット材の茶色~深い黒褐色は、他の木材では代えが効きません。木目も美しいことから、世界中で評価されています。
適度な油分を含み、なめらかな肌触りが魅力
適度な油分を含むため、肌触りがなめらかで家具材や床材に適しています。重厚な芯材は、耐久性や加工性が高く塗装にも適しています。
メープル材(カエデ)
日本ではカエデの名称でも知られてるメープル材は、淡い色味と個性のある木目が特徴です。光の当たり方によって表情が変化し、上質な光沢感があります。また、重厚で衝撃に強いことも魅力です。フローリングなどの内装材の他にも、家具や楽器など幅広く使用されています。
メープルはムクロジ科カエデ属の散孔材・落葉広葉樹で、主に北米~ヨーロッパやロシアを中心とする寒冷地に多く自生しています。世界的には北米原産のハードメープルが有名で、ウォールナットやブラックチェリーと並ぶ北米三大銘木です。
メープルシロップが採れることでお馴染みですね。
メープル材の魅力
清潔感のある淡い色味と、飽きのこない個性のある木目が魅力です
白系の木材はいくつかありますが、メープルは白系の広葉樹の中で最も代表的な樹種です。美しい木目と清潔感のある色味から人気もあります。また、特徴的な木目が個性的です。
光の当たり方によって表情が変化し、上質な光沢感を持ちます
特徴的な木目により、光による表情の変化が楽しめます。油分が豊富で保護性能に優れたメープルは、収縮率や膨張率が比較的緩やかで自然な艶を保ち続けることから高級材として扱われています。
時間の経過とともに肌色が飴色へ変化していくため、経年変化を楽しむことができます
多くの木材は経年変化によって茶色に変化していきますが、油分を多く含むメープルは、艶感を保ちながら飴色に変化していきます。チーク材をはじめとする油分を多く含む木材の価値が高いのには、このような理由があります。
主にフローリングや内装材、家具や楽器など幅広く利用されています
メープルは適度な硬さを持っているため、寸法が安定しやすく加工性が高いことも特徴です。家具や楽器などにも使用されており、カエデ科のシカモアはバイオリンにも使用されており、世界的な名器であるストラディバリウスの裏板に使用されていることでもよく知られています。
アカシア材
アカシア材は、東南アジアや北米、オーストラリアなどに自生するマメ科の広葉樹です。近年はベトナムやインドネシア、中国を中心に、植林により多く流通しています。芯材と辺材の色味がはっきり分かれていることが特徴で、加工性が高く適度な硬さがあることから、木製食器や雑貨などによく利用されています。また、フローリング材や木製デッキなどにも利用されることが増えています。
アカシア材の特徴
高級木材と似た色味でありながら、安価で手に入る
アカシア材は、黄色~茶色の色味が特徴で、高級木材のチークやウォールナットに近い雰囲気があります。チークやウォールナットに比べ安価で手に入ることも人気の理由です。
収縮率や膨張率が低く、加工性に優れている
アカシア材は、収縮率や膨張率が低いため、反りや割れなどが発生しにくい木材です。そのため、切り削りなどがしやすく加工性に優れており、床材のみならず木製食器や雑貨など幅広く利用されています。
フローリングの納まり
木造の場合
※大引や根太の寸法は、物件の状況により変わるため、想定の寸法を記入しています。
根太直貼り工法
根太直貼り工法は、一般的に木造住宅で使用される工法です。大引を流した上に、直交方向に根太を流し、その上にフローリングを貼っていく工法です。
根太捨て貼り工法
根太直貼り工法でも構造的に問題ありませんが、足音などを防ぐ場合には、床の厚みを増やす必要があります。根太直貼り工法にプラスして、根太の上に下地材として合板を入れます。「捨て貼り」と呼ばれる理由は、下地材を張ってもその上にフローリングが貼られて隠れてしまうからだそうです。
メリット:構造的に強くなり、下階へ音が響きづらくなる。
デメリット:その分コストは多少高くなります。
「根太直貼り工法」「根太捨て貼り工法」は、木造住宅のみで使われる工法ではありません。S造やRC造でも同じような納まりは可能です。ただしS造やRC造には別の工法があるため、コストや手間を考えると、わざわざ根太工法を取り入れる必要はないように思います。
S造・RC造の場合
※フローリングやボードの寸法は、物件の状況により変わるため、想定の寸法を記入しています。
直貼り工法
直貼り工法は、S造やRC造、SRC造などの床コンクリートがある場合に使用される工法です。名前の通り、床コンクリートに直接フローリング材を貼る工法なので、一見とてもいい工法のように思います。
しかし、この工法にはデメリットがあります。床コンクリートに直接フローリングを貼るため、床コンクリートに少しでも凸凹があると施工精度に問題が生じてしまいます。床コンクリートを平滑に仕上げる施工手間を考えると、他の工法を含めた検討が必要かもしれません。
置き床工法
置き床工法は、マンションなどの集合住宅で多く採用されている工法です。床コンクリートの上に支持脚を建て、その上にパーティクルボードを敷きこみ、フローリングを貼ります。支持脚には様々なタイプがあり、高さ調整が可能なので、床コンクリートに凹凸があっても問題ありません。振動を吸収してくれる支持脚などもあるため、適した製品を選ぶことが大切です。
また、置き床工法は床下が空洞になるため、水回り配管などのためのスペースをつくることができます。事前にスペースをつくっておくことで、将来リノベーションをする際の大幅なプラン変更にも対応可能です。
フローリングの貼り方種類
フローリングの貼り方の種類、おおよその工期や価格をご紹介します。ヘリンボーン貼りや市松貼りなど特殊な貼り方の場合は、定尺貼りなどに比べ時間と手間がかかります。また、市松貼りや韓国貼りなど更に特殊な貼り方の場合は、見積もりを取り金額を確認しましょう。
定尺貼り
定尺貼りは、もっとも一般的なフローリングの貼り方です。規則的ですっきりとした印象を与えます。また、大きな特徴がないため、いい意味で目立たず、他のインテリアなどを引き立てます。もっとも一般的な貼り方で、特別な技術が必要ないため、ほとんどの職人が一定のクオリティで仕上げることができることも魅力です。費用も特殊な貼り方に比べ安くすみます。
工期の目安(8畳):半日~1日
費用の目安(8畳):約13万
乱尺貼り
乱尺貼りは、定尺貼りと同様に一般的なフローリングの貼り方と言えます。定尺貼りと異なる点は、規則性がなく様々な長さのフローリングを使用することです。そのため長さを揃える必要がなく、木材のロスを抑えることができ、費用を抑えられる可能性があります。工期、費用は定尺貼りとほぼ同じです。
工期の目安(8畳):半日~1日
費用の目安(8畳):約13万
斜め貼り
定尺貼りや乱尺貼りを斜めにしたものが斜め貼りです。斜めにすることで個性的な仕上がりになります。狭い空間に奥行きを持たせたいときにもおすすめです。デメリットとしては、斜めにすることで壁に接する部分をカットする必要があるため、ロスが発生しその分費用がかかります。
工期の目安(8畳):1日~2日
費用の目安(8畳):約15万
ヘリンボーン貼り
ヘリンボーン貼りは、「HerringBone(ヘリンボーン)=にしんの骨」から来ています。
魚の骨に見えるからですね。
個性的でありながら、どんなテイストの空間にも合わせやすく、高級感のある空間を演出することができます。デメリットとしては、定尺貼りなどの一般的な貼り方に比べ、工期も費用もかかります。
工期の目安(8畳):5日~7日
費用の目安(8畳):約20万
フレンチヘリンボーン貼り
ヘリンボーン貼りに似ていますが、木材同士が合わさる部分が直線になるため、シャープな印象になります。ヘリンボーン貼りに比べ手間がかかるため、さらに工期や費用がかかります。
工期の目安(8畳):約2週間
費用の目安(8畳):30万~
市松貼り
市松貼りとは、同じ長さの材料を組み合わせて正方形をつくり、その正方形を縦横交互に貼り合わせて市松模様をつくる貼り方です。左半分は「ストレート柄」、右半分は「風車柄」です。レトロな雰囲気があり、温かい雰囲気を演出できます。手間のかかる貼り方のため、工期も費用もかかります。
工期の目安(8畳):約2週間
費用の目安(8畳):特殊な貼り方のため、見積もりが必要です。
韓国貼り(朝鮮貼り)
朝鮮半島の古民家や寺院でよく見られた施工方法です。
本来は大引きに欠込みを入れて床材を引っ掛ける施工方法なので、通常のフローリングとは加工の段階から異なります。
日本ではあまり馴染みのない貼り方ですが、最近では韓国貼り”風”として取り入れることがあるようです。韓国貼りをきれいに見せるには、質の良い無垢材を使用する必要があります。デメリットとしては、韓国貼りの実績がある職人が限られることや、本来の韓国貼りに比べてのっぺりとした印象になってしまうことです。
工期の目安(8畳):約2週間
費用の目安(8畳):特殊な貼り方のため、見積もりが必要です。
フローリングのメンテナンス方法
フローリングのメンテナンス方法は表面の塗装などによりメンテナンス方法が変わります。
フローリングの塗装の種類は大きく分けると、「ウレタン塗装」と「オイル塗装」の2種類です。
木材の塗装については、こちらの記事でも詳しく説明しています!
ウレタン塗装とは・・・
ウレタン塗装仕上げとは、フローリングや家具などの表面に透明なウレタンと樹脂を薄く塗る塗装方法で、木材を美しく保つことができます。表面に塗膜をつくりコーティングするため、水や汚れに強くなります。そして、つるっとした艶やかな光沢のある表面が特徴です。
オイル塗装とは・・・
オイル塗装仕上げとは、塗料を木材の表面から内部に染み込ませて、木目をしっとりと浮かび上がらせることのできる仕上げ方法です。表面に硬い塗膜をつくらないため、木材本来の質感を生かすことができます。
ウレタン塗装フローリングのメンテナンス方法
ウレタン塗装は主に、挽板フローリング/突板フローリング/シートフローリング(複合フローリング)に施します。
日々の掃除は、掃除機や乾拭きのみでOKです。水拭きをしたい場合は、固く絞った雑巾を使い、床に水分が残らないようにしましょう。水拭きで落ちないような汚れがあるときは、中性洗剤を薄めて使用すると良いです。雑巾などは必ず硬く絞って使用しましょう。
メンテナンスワックスの使用
基本的にメンテナンスワックスを使用する必要はありませんが、使用する場合は必ずウレタン塗装専用のものを使用しましょう。初めに部屋の目立たないところで試し塗りをしてから使い始めることをおすすめします。
また、シートフローリングの場合は基本的にメンテナンスワックス不要です。
再塗装
ウレタン塗装の場合、再塗装は不要です。
注意点
必ず各床材メーカーが出している「使用上の注意」などを確認しましょう。
オイル塗装フローリングのメンテナンス方法
オイル塗装は主に、無垢フローリング(単層フローリング)に施します。
オイル塗装の場合も、基本的には掃除機や乾拭きでの掃除のみでOKです。水拭きや洗剤などでの掃除はやめましょう。
メンテナンスワックスの使用
オイル塗装の場合、メンテナンスワックスは月に1度程度の使用がおすすめです。油性ワックスを使用しましょう。
再塗装
オイル塗装をしたフローリングは、使用しているうちに少しずつ表面がすり減るため、年に1度ほどメーカー推奨の塗料で再塗装することをおすすめします。
注意点
必ず各床材メーカーが出している「使用上の注意」などを確認しましょう。
フローリングを探すならこのメーカーがおすすめ
WOODONE(株式会社ウッドワン)
株式会社ウッドワンは、広島県廿日市市に本社を置く木質建材メーカーです。
フローリングの他にも、室内ドアやキッチン、洗面台や壁材などの木質建材を幅広く扱っています。
素材にこだわった無垢フローリングや、厚手の天然木を使用した複合フローリングなどが揃っています。
遮音フローリングや、抗菌・抗ウイルス加工フローリングもあるので、様々な状況に対応しやすい点も魅力です。
WOODTEC(朝日ウッドテック株式会社)
朝日ウッドテック株式会社は、大阪府大阪市に本社を置く木質内装建材メーカーです。
デザイン性の高い無垢材挽板「ライブナチュラルプレミアムシリーズ」は、グッドデザイン賞やキッズデザイン賞などを受賞しています。
EIDAI(永大産業株式会社)
永大産業株式会社は、大阪府大阪市に本社を置く住宅設備を扱う企業です。
天然目の美しさが魅力の「名樹シリーズ」が人気です。
他にも、石材や金属をモチーフにした「コンカーボ」や、耐水性や耐汚染性に優れた「アトムワイド455」、床暖房用フローリングなど豊富なラインナップです。
DAIKEN(大建工業株式会社)
大建工業株式会社は、大阪府大阪市に本社を置く住宅用建材の大手メーカーです。
天然木の美しさに加え、WPC加工による強さも兼ね備えたフローリング材が人気です。
他にも、上から貼るだけで簡単にリフォームができる「リモデル用 薄型床材シリーズ」や、土足対応可能なフローリング材などがあります。
Panasonic(パナソニック)
トイレやエアコンなどが有名なPanasonicですが、住宅用建材も多く出しています。
汚れや傷に強い「ベリティスシリーズ」や、高いデザイン性と高性能を備えた「アーキスペックシリーズ」などがあります。
他にも、リサイクル木材や植物由来の塗料を使用した環境配慮型の木質床材「サステナブルシリーズ」などがあります。
LIXIL(リクシル)
LIXILは、東京都品川区に本社を置く最大手の住宅設備メーカーです。
ベーシックなフローリング材を多く扱っている印象ですが、その他にも床暖房対応のものや、上から貼るだけで簡単にリフォームができるシリーズなども扱っています。
NODA(株式会社ノダ)
株式会社ノダは、東京都台東区に本社を置く建材メーカーです。
どのシリーズも比較的リーズナブルな価格となっており、耐水性や耐汚染性に優れた仕様となっています。
表面に安全性の高い抗ウイルス加工や、抗菌加工を施しているものも多いため安心です。
EDOGAWA(江戸川ウッドテック株式会社)
江戸川ウッドテック株式会社は、福島県いわき市に本社を置き、主にフローリングの製造販売を行っている会社です。
品質のいい無垢材こだわった商品づくりをしている会社です。
「合法木材供給事業者認定」を受けており、F★★★★にも適合した商品を提供しています。
さいごに
最後までお読みいただきありがとうございました!
こちらのサイトでは、主に今さら聞けない建築知識を発信しています。
少しでも、読んだ方の力になることができれば幸いです。